屋外でインターネットをする方法


車で家族旅行している時に、車の中でインターネットをしたい、ネットゲームをしたい。更に車の中にノートパソコンを持ち込んで宿泊先をインターネットで調べたり予約ができたらなぁ、と思うことがありますよね。

 

屋外でインターネットをする方法は、大きく分けて3つの方法があります。

 

1つ目は、『公衆の無線LAN環境』を使う、2つ目は、『スマホを利用したテザリング』を使う、3つ目は『モバイルルーター』を使用する方法です。いずれでも屋外でインターネットをすることができますが、それぞれメリットとデメリットがあります。このメリットとデメリットを踏まえた上で、使用用途に応じて最適な方を選びましょう。

 

公衆のWi-Fi環境


用意が必要な物:特になし
目安月額費用:無料


 

公衆の無線LAN環境とは、公共施設、コンビニ、ファーストフード店、レストラン、カフェなど様々なところに無線のアクセスポイントが設置されており、無料で使用できる。客寄せのために設置している店も多い。但し、Wi-Fiで電波を飛ばしているためアクセスポイントから遠ざかると通信ができなくなる。このように公衆の無線LAN環境を使用する場合は、使用できる場所が限定されることになる。ましてや車の中でインターネットに接続したい場合はこの方法は使えない。

 

(お得情報)
スマートフォンでインターネットに接続する場合も公衆の無線LAN環境がある場合は、そちらに接続し使用した方が良い。スマートフォンでいつも通りインターネットに接続すると3GやLTEで通信される。これはパケット通信が行われることを意味しており、定額制にしていない人はもちろんパケット料金が発生します。定額制にしている人であっても月間で使用料が多くなると速度制限がかかる。しかし、スマートフォンを公衆の無線LAN環境に接続してインターネットにアクセスすると、3GやLTEでの通信は行われない。

 

公衆の無線LAN環境のメリットとデメリット

【メリット】

  • 何といっても無料で使用できる。

 

【デメリット】

  • 使用できる場所が限定される。
  • 車の中で使えない。

 

スマホを利用したテザリング


用意が必要な物:テザリング対応スマートフォン
目安月額費用:500円/月(但し、テザリング対応スマートフォンを持っていることが前提)※1

※1)
一定通信量(7GB)を超えると速度制限される。
速度制限されないプランの場合、7GB超過後2GBごとに2,500円追加費用が発生する。
(通信量、追加費用はキャリアによって異なる場合がある)


 
テザリングとは、スマートフォンをアクセスポイントとしてPCやゲーム機器をインターネットに接続する機能です。この機能を利用する為には、所有しているスマートフォンがテザリングに対応している必要があるので予め確認しておきましょう。この機能を利用することで、屋外でインターネット接続が可能となります。
 
アクセスポイントとなるスマートフォンとインターネット間は、通常通り3GやLTEといった接続方法で接続され、スマートフォンとPC、ゲーム機器間は『Wi-Fi』、『Bluetooth』、『USB』で接続を行います。機種により対応していない接続方法もあります。(iPhone5以降であれば、上記3つの接続方法は全て対応)

 

テザリングを選択する場合に注意しなければならない点は、通信速度制限があることです。通常、3Gであれば最大通信速度は9.2Mbps、LTEであれば100Mbpsとなっている。しかし、スマートフォンとインターネット間の毎月のデータ通信量が7GBを超えると同月末まで最大通信速度が128kbpsに制限されます。これは、3Gの72分の1、LTEの781分の1の速度です。制限に引っかかってしまうと遅過ぎて使い物にならない状態になります。

 

tezaring

tezaring

 

テザリングのメリットとデメリット

【メリット】

  • テザリング対応したスマホがあれば、別途アクセスポイントを借りる経費がかからない。
  • テザリング対応したスマホがあれば、アクセスポイントとなるデバイスを別に持ち歩く必要がない。

 

【デメリット】

  • 一定通信量を超えると速度制限がかかる。
  • 速度制限がかからないプランの場合は、追加料金が発生する。
  • テザリング対応したスマートフォンを持っている必要がある。

 

モバイルルーター


用意が必要な物:モバイルルーター
目安月額費用:3,000円~4,000円/月(モバイルルーターレンタル代+通信費)

 

モバイルルーターとは、無線LANのアクセスポイントを小型化し持ち運びを可能にしたものです。基本的な構図はテザリングと同じでスマートフォンの代わりにモバイルルーターを使用します。また、モバイルルーターとインターネット間は、WiMAXというデーター通信技術を使うため携帯電話回線の3Gなどよりはるかに高速通信を可能としている。また、テザリングの様に携帯電話回線を使用しないのでどれだけ使用しても定額でかつ、速度制限もされることがない。

 

料金がテザリングに比べてかかると懸念されがちだが、自宅のプロバイダー契約とまとめてしまうことで料金も圧倒的にお得になる。モバイルルーターは、屋外だけではなく当然屋内も使用できる。WiMAX2+であれば、普段使用している光有線と比較しても体感速度は全く変わらない。むしろ集合住宅の環境であればモバイルルーターの方が早い場合もある。よって、現在自宅で契約しているプロバイダーは不要になる。自宅のパソコンもこのモバイルルーターがあればネットに接続することができるのです。

 

wimax

wimax

 

モバイルルーターのメリットとデメリット

【メリット】

  • 屋外でも超高速通信が可能。
  • どれだけ使用しても定額。
  • どれだけ使用しても通信制限はかからない。
  • スマホのパケット定額がふようになる。(Total費用は安くなる)
  • 自宅のプロバイダー契約が不要になる。(Total費用は安くなる)

 

【デメリット】

  • モバイルルーターを持ち歩かなければならない。
  • 最大10時間程度しかバッテリーがもたない。
  • 自宅プロバイダーを解約しない場合、経費がかさむ。

 

モバイルルーターでコストダウン

前章で屋外でインターネットに接続する方法を3つ紹介させて頂きましたが、最もお勧めが方法3のモバイルルーターを使用する方法です。月額費用だけを見ると敬遠されがちですが、実はかなりお得なことをほとんどの人が知らない。

 

モバイルルーターでコストダウン!

前述した通り家庭内のプロバイダー契約とまとめることでトータル的にはコストダウンとなる。更にそれだけではない。現在、使用しているスマートフォンのパケット定額プランを止めることができるのだ。パケット定額プランは、パケットをいくら使用しても定額ですよ、知らない内にインターネットに多くアクセスし多額の請求がされないようにユーザーを安心させるためのプランです。

 

しかし、スマートフォンもパケット通信機能を無効にし、このモバイルルーター経由でインターネットに接続することでパケット通信が発生しなくなる。よって、パケット定額も不要となるのです。下記はざっくりとした料金比較です。目安程度に参考にして下さい。

 

【従来】
 家庭内プロバイダー料金:4,900円/月
 スマホパケット定額:4,500円/月
 合計:9,400円/月

 

【モバイルルーター導入】
 家庭内プロバイダー料金:0円/月
 スマホパケット定額:0円/月
 モバイルルーター料金:3,900円/月
 合計:3,900円/月(-5,500円)

 

どっちがお得かは一目瞭然ですね。

 

屋外でインターネット モバイルルーター特集

モバイルルーターも様々な種類がある。下記は、モバイルルーターを取り扱っているお勧めのプロバイダ一覧です。下記のプロバイダから選択するとまず間違いはない。
 

UQ WiMAX

uq_wimaxWiMAX2+対応
KDDI出資の子会社であり、WiMAXの元祖。常にトップを走り続けているUQ WiMAX。契約プランも複数用意されており、料金も低設定。選んでまず間違いないプロバイダだ。
 

  • WiMAX2+/WiMAX両方使えて3,992円/月 使い放題!
  • WiMAX2+ 対応ルーター最新機種登場続々登場!
  • 下り超高速通信最大110Mbps WiMAX2+
  • 家でも屋外でも使用可能!
  • 調速ネット速度制限ナシ!
  • auスマホとセットでお得!auスマートバリュー

 
月額料金:3,992円(税込)
初期費用:0円
 
★UQ WiMAX公式サイト
【WiMAX2+新端末登場!】速度制限ナシは、WiMAXだけ。WiMAXなら家でも外でも使い放題

 

とくとくBB

tokutokuWiMAX2+対応
値段設定が最も安い。料金プランも複数あり自分に合ったプランが選べる。人気もUQ WiMAXと互角。選択しても間違いのないプロバイダの一つだ。

 

  • WiMAX2+/WiMAX/au 4G LTE 3つの通信モード対応!
  • WiMAXハイパワーにも対応!電波が弱いところでも繋がりやすい!
  • 超激安価格3,898円/月(税込)で使い放題!
  • 下り最大110Mbps WiMAX2+
  • 家でも屋外でも使用可能!
  • MeMO Pad7+高速モバイルWiMAX2+セットキャンペーンで機器代金0円!

 
月額料金:3,898円(税込)
初期費用:0円
 
★とくとくBB公式サイト
GMOとくとくBB WiMAXお申込みでNexus7が2台もらえる

 

BIGLOBE

biglobeWiMAX2+対応
大手プロバイダで人気も上々。料金設定も低めに設定されているので選択肢に入れもて問題ない。また、キャンペーンも定期的に行っているので要チェック。

 

  • WiMAX2+/WiMAX両方使えて3,991円/月 使い放題!
  • 下り超高速通信最大110Mbps WiMAX2+
  • 家でも屋外でも使用可能!
  • 月間通信量制限ナシ!
  • auスマホとセットでお得!auスマートバリュー
  • Kindle Fire HDXまたは、Kindle Paperwhiteお好きなKindleをプレゼント!

 
月額料金:3,991円(税込)
初期費用:0円
 
★BIGLOBE公式サイト
BIGLOBE WiMAX 2+ ★データ端末が0円★

 

hi-ho

hi-ho
イモトWiFiでも有名なhi-hoだが、現時点でWiMAX2+が出ていないのが少し残念。UQ-WiMAXやとくとくBBに少し差を空けれれている感はあるが、キャンペーンも定期的に行っているのでお得なキャンペーンがあれば狙い目。

 

  • 使い放題で料金定額&低額3,909円/月
  • ウイルスバスターなど安心オプションあり
  • 家でも屋外でも使用可能!

 
月額料金:3,909円(税込)
初期費用:0円
 
★hi-ho公式サイト
hi-ho WiMAX

 

@nifty

nifty
WiMAX2+対応
大手プロバイダなので選択して間違いはないが他社と比較してやや値段設定は高め。他のniftyサービスと契約されている場合は若干割り引きが適用されるので、他のniftyサービスと契約されている方は選択肢としてもあり。
 

  • WiMAX2+/WiMAX/au 4G LTE 3つの通信モード対応!
  • 月額料金3,964円/月 で使い放題!
  • 下り超高速通信最大110Mbps WiMAX2+
  • WiMAXハイパワーにも対応!電波が弱いところでも繋がりやすい!
  • 家でも屋外でも使用可能!
  • auスマホとセットでお得!auスマートバリュー

 
月額料金:3,964円(税込)
初期費用:3,024円(税込)
 
★@nifty公式サイト
@niftyWImax

※料金設定は、キャンペーンなどで定期的に変更されるため必ず公式サイトでご確認お願いします。

このページの先頭へ